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2026. 03. 23

企業の採用・人事担当が、社内で社員に声をかけるとき。「最近どう?元気?」そんな会話を見かけることがあります。
もちろん、社員の体調や様子を気にかけること自体は大切なことです。しかし白岩工業の採用・人事担当でもある白岩取締役は、こう話します。
「採用した人間のことを、採用担当が知らないというのはおかしいと思うんです。元気かどうかくらい、聞かなくても分かっていないといけない。それくらいの責任感を持って、採用に向き合ってほしいと思っています。」
白岩工業では、採用活動は入社したら終わりではありません。採用した人材がどのように成長しているのか、会社の考え方やビジョンが現場でしっかり伝わっているのか。
それを確かめるために、白岩取締役は自ら現場へ足を運び続けています。
今回は、現場訪問を行う目的や訪問先での様子、実施することで起きた変化などをご紹介します。

白岩工業では、「採用と教育で日本一のサブコン」を目指しています。その背景には、採用という仕事に対するひとつの考え方があります。
それは、採用は入社して終わりではないということ。
採用した以上、その人材がどのように成長していくのか。現場でどのような姿勢で仕事に向き合う人材になっていくのか。そこまで見ていくことが、採用に関わった人間の責任だと考えています。
白岩取締役自身も、学生時代に多くの企業の採用を受けてきました。その中で感じたのは、採用と入社後の育成が分断されている企業の多さだったといいます。
採用は人事。育成は現場。役割が分かれる中で、採用担当が入社後の社員の様子を知らないというケースも少なくありません。
しかし白岩工業では、そのような形にはしたくないと考えています。
なぜなら、施工管理という仕事は、知識や技術だけで成り立つ仕事ではないからです。
施工管理は、現場のヒト・モノ・カネを管理しながら、多くの人と関わり、工事を進めていく現場のリーダーです。
だからこそ白岩工業では、社員に求めるものをスキルだけに限定していません。
大切にしているのは、スキルと人間性の両方を持った人材です。素直さ。柔軟さ。そして、自分自身が成長し続けようとする姿勢。現場で信頼される施工管理になるためには、そうした人間性が欠かせないと考えています。
そのため白岩工業では、入社後の新入社員研修でも技術だけでなく、挨拶・感謝・礼儀、といった基本的な姿勢を大切にしています。若いうちから現場で経験を積み、20代のうちに圧倒的な成長を遂げてほしい。そんな思いで教育に向き合っています。
そして同時に、その成長の過程を会社として見守っていくことも重要だと考えています。
採用した人材がどのような環境で働き、どのように育っているのか。会社の考え方や教育の方針が、現場でもしっかり伝わっているのか。そして本人が、成長したいという思いを持って働けているのか。
それを確認することも、採用担当の大切な役割の一つです。
だからこそ白岩取締役は、自ら現場へ足を運びます。
採用して終わりではなく、成長を見届けることまでが採用活動であるべき。その考えが、白岩取締役の現場訪問につながっています。

白岩取締役の現場訪問は、単に様子を見に行くものではありません。採用した人材が、実際の現場でどのように働き、どのように成長しているのか。
それを確認するために、自分の目で現場を見ることを大切にしています。
訪問する時間帯は現場によってさまざまです。夜勤の現場であれば業務終了後の時間に訪問することもありますし、朝礼から参加することもあります。現場が始まれば、若手社員の動きを見ながら仕事の様子を確認します。
ここで見ているのは、どのように仕事に向き合っているのか。研修や内定者フォローの中で伝えてきた考え方が、現場でも実践されているのか。
現場の中でどのように動き、どのような姿勢で仕事に取り組んでいるのか。
実際の仕事ぶりを見ながら確認していきます。
現場訪問では、新入社員本人と時間をとり、およそ30分から1時間ほど話をします。普段からこまめに連絡を取っているため、状況はある程度把握しつつも、現場に足を運び、実際の環境を見た上で話をすることに意味があるのです。
困っていることはないか。仕事の中で悩んでいることはないか。成長を感じられているか。
そしてもう一つ、研修で学んだことが現場でも守られているかどうかを確認します。人は環境によって大きく変わります。上司の指導の仕方や、現場の雰囲気によっても成長の仕方は変わってきます。
だからこそ、本人の話を直接聞くことを大切にしています。
現場訪問では、新入社員本人とも30分から1時間ほど話をしますが、実はそれ以上に時間をかけているのが上司との対話です。場合によっては1〜2時間、じっくりと話し込むこともあります。
若手社員がどのように成長しているのか。どこまで出来ているのか。どこがまだ課題なのか。さらに、どこまで指導してよいのかという確認も行います。
現場の上司もまた、日々悩みながら人を育てています。ハラスメントへの意識が高まる中で、どこまで厳しく指導してよいのか悩むケースもあります。
そうした悩みを共有し、会社としての方針をすり合わせることも現場訪問の大切な役割です。
場合によっては、白岩取締役が本人に対して直接指摘することもあります。現場の上司が言いにくい場面でも、会社として伝えるべきことは白岩取締役が引き受ける。そうした役割を担うことで、現場の上司からも「言いにくいことを代わりに伝えてもらえる」と感謝の声が聞かれることもあります。
もう一つ、白岩取締役が大切にしているのは現場の環境を見ることです。若手社員の成長は、本人の努力だけで決まるものではありません。配属された現場の教育方針や、上司の考え方によっても大きく変わります。
会社として伝えている教育方針が、現場でもしっかり共有されているのか。若手社員が、成長したいという思いを持って働けているのか。
そうした環境を確認することも、現場訪問の大きな目的の一つです。

白岩取締役の現場訪問は、若手社員の様子を確認するだけのものではありません。実際に続けていく中で、会社の中にもいくつかの変化が生まれてきました。その一つが、現場と本社の距離が近くなったことです。
これまで多くの企業では、若手社員の育成は現場任せになりがちでした。しかし白岩工業では、現場訪問を通して本社と現場の間に新しいコミュニケーションが生まれています。
現場訪問は、現場と本社をつなぐパイプの役割も果たしています。これまで現場任せになりがちだった育成も、本社と現場が一緒になって考えることで、より良い教育環境をつくることができます。
実際に現場からは、「本社がここまで現場を見てくれる会社は初めて」という声が聞かれることもあります。
現場訪問は、若手社員の成長を見守るだけでなく、会社全体で人材を育てる仕組みづくりにもつながっています。
現場訪問を続ける中で、もう一つ大きな変化として感じられているのが離職率の低下です。若手社員が悩みを抱えている場合、それは突然生まれるものではありません。仕事の進め方や人間関係、成長への不安など、小さな違和感が積み重なっていくことが多いものです。
現場訪問では、本人や上司と直接話をすることでそうした変化を早い段階で把握することができます。問題が大きくなる前に状況を共有できるため、現場と本社が一緒になって対応を考えることができます。
その結果、退職につながる前に課題を解決できるケースも増えています。
白岩工業では、取得すべき資格の取得率が95%に達しています。資格手当などの制度もありますが、それだけでここまでの取得率になるわけではありません。
現場訪問を通して、教育の考え方や成長への意識が現場にも少しずつ浸透してきたことも大きな要因の一つです。
白岩工業では、若いうちから経験を積み、20代で圧倒的に成長することを大切にしています。その考え方が現場でも共有されることで、資格取得に対する意識も自然と高まっていきました。
周囲の社員が努力している姿を見ることで、「自分も挑戦してみよう」と思う社員も増えていきます。そうした積み重ねが、資格取得率の高さにもつながっているのです。

現場訪問の取り組みは、制度や仕組みとしてだけでなく、現場で働く一人ひとりの実感としても変化を生んでいます。
若手社員を育てる立場の上司、そして実際に現場で働く社員は、この取り組みをどのように受け止めているのか、現場の社員の声をご紹介します。
働き方改革・ハラスメントへの意識が高まる中、新入社員・若手社員への関わり方・接し方にどこまで踏み込んでよいのかとても悩みます。
そんな中、白岩取締役部長をはじめ本社関係者と、社員教育に関する連絡や相談を常におこない情報を共有できることは大きな意味を持ちます。
教育に対してメンタル面のフォローから一貫して関わっていただけることも、現場として安心感があります。
日々の課題や不安を気軽に相談でき、状況に応じた支援を迅速に対応していただけるため、担当者としても業務に集中しやすくなりました。
現場と本社が連携して人材を育てる体制が整ってきていると実感しています。
中途入社11年目で、現在は現場代理人として現場管理と社員育成を行っております。
仕事を教えるということは、施工管理技術もさることながらチームリーダーとしての心構えを教え育てることと考えており、厳しく指導することもあります。
閉鎖的な現場内では言いたいことも言えず、耐え忍ぶことが多くあるかもしれません。そんな中で人事担当役員などがメンタルケアを気にかけ、フォローしてくれているようなので助かります。
白岩取締役をはじめ総務の方による現場フォローは、日々の業務における安心感や信頼感の向上につながっており、大変心強いです。現場の状況を理解しようという姿勢から、会社全体で支えられていると実感しています。
また、気軽に声をかけていただけることで、連絡・相談のハードルが下がり、活発なコミュニケーションがとれています。
今後も継続的な関わりを通じて、より一層成長していきたいと考えています。
入社してもうすぐ4年目になりますが、採用・人事担当の白岩取締役は、今でも現場に足を運んでくださり、仕事終わりにお食事をご馳走いただくこともよくあります。
新卒採用の人事業務等、お忙しい中でも自分の成長を気にかけてくださり、時には厳しく指導いただき、時には優しく悩みを聞いてくださるありがたい存在です。
白岩工業では、採用と教育をひとつの流れとして考えています。採用した社員が、入社後どのように働き、どのように成長していくのか。
会社の考え方や教育方針が、現場でもしっかり伝わっているのか。そして本人が、成長したいという思いを持って働けているのか。
そうしたことを、会社として見守り続けていくことが人材育成にとって重要だと考えています。
だからこそ白岩工業では、採用して終わりにはしません。
入社前の内定者の段階から教育に関わり、入社後も現場の状況を確認しながら、社員一人ひとりの成長を見届けていきます。
採用は、会社の未来をつくる活動です。今後の会社を支える人材を、採用から育成まで責任を持って育てていく。
その成長が、本人だけでなく家族や周囲の人々の幸せにもつながっていく。
この循環こそが、白岩工業の採用、ひいては企業理念にもつながる考え方だと知ってもらえたら幸いです。
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