INTERVIEW

入社4年目で、新卒で白岩工業に入社しました。
新入社員の頃は、横浜湘南道路トンネルのシールド工事に約3年間携わり、その後、災害復旧工事を3カ月ほど経験しました。現在は、羽田エリアで行われている開削工事の現場に携わっています。
入社してからこれまで、トンネル工事、災害復旧、都市部での開削工事と、異なる環境の現場を経験してきました。
就職活動では、土木・建設業界を中心に何社か志望していました。
その中で最終的に2社で迷っていたのですが、白岩工業の人事部長から、土木業界そのものについて詳しく教えてもらったことが大きなきっかけになりました。
「入社するなら、新卒で何も分からない状態でも、きちんと基礎から教えてくれる会社がいい」と考えていたので、そうした姿勢を感じられた白岩工業を選びました。
印象に残っているのは、人材派遣系の建設会社と迷っていたときのことです。その相談をした際に、人事部長から、人材派遣のメリット・デメリットを含めて、かなり率直に教えてもらいました。
白岩工業としての強みを一方的に話すのではなく、両方の特徴をきちんと説明してくれたことで、不安に感じていた点が整理できました。
どちらが良いかを押しつけるのではなく、判断材料をしっかり渡してくれたことが、信頼につながったと思います。

良い意味で感じたギャップは、新入社員研修の手厚さです。
入社後は、本社で基礎から丁寧に教えてもらい、文系出身で土木の知識がほとんどなかった自分でも、少しずつ理解できるようになりました。
一方で、現場に入ると空気は一変します。みなさん仕事に本気なので、決して甘い環境ではありません。ただ、厳しい中でも、先輩社員はしっかりと指導してくれますし、仕事が終われば朗らかに接してくれます。
オンとオフの切り替えがはっきりしている点は、最初は戸惑いましたが、今ではこの環境だからこそ成長できたと感じています。
正直、不安は大きかったです。構造力学が何なのかも分からない状態で入社しました。
ただ、入社後1カ月ほど外部研修を受け、基礎や前提知識をしっかり教えてもらえたことが、今でも仕事に活きています。
広く浅くではありますが、最低限の知識を持てたことで、「何を調べればいいのか」「誰に聞けばいいのか」が分かるようになりました。
分からないことをそのままにせず、質問できるようになったこと自体が、大きな学びだったと思います。
現在は、鉄道のボックスカルバートを開削工法で築造する工事に携わっています。
現場は2025年4月に始まった工事で、最初の数カ月は現場整備や仮囲いの設置、試掘作業を中心に行いました。
試掘では、現場に入る前に埋設管の位置を確認するため、特に慎重な作業が求められます。年明け以降は、場内整備を進めながら本工事に向けた準備を進めています。
ボックスカルバートとは、鉄道や道路の下を通すためにつくられる、箱型のコンクリート構造物のことです。水路として使われることもあれば、人や車両が通るための構造物になることもあります。
現在の現場では、鉄道の下にこの構造物を築造する工事を、地上から掘り下げて施工する「開削工法」で進めています。
いまの現場の特徴として、ボックスカルバート築造ではなく、橋の受け変え(架け替え)をする、「アンピン(アンダーピニング工法)」を用いており、橋が上にある状態で施工を進めなければなりません。
さらに、施工ヤードは橋の下です。橋の脚の部分と道路の狭い空間のなかでの築造は、難易度の高い工事といわれています。
現場では、鍛冶工1名、土工7名の計8名体制で作業を行っています。
朝は7時45分頃に職長と当日の作業内容を確認し、8時から朝礼を行います。朝礼後はKY活動を実施し、当日の作業内容や危険ポイントを全員で共有します。
8時半から作業が始まり、9時半頃になると、目の前の作業を確認しながら、今日どこまで進むのか、明日の作業に何が必要かを考え始めます。
11時半には作業間連絡調整会議があり、翌日の作業内容を関係者とすり合わせます。
午後は、翌日の施工場所や資機材の段取り、安全面の確認を行いながら現場を巡回し、17時に終業する流れです。
KY活動は「危険予知活動」のことをいいます。当日作業する場所へ実際に行き、どんな危険が潜んでいるか皆で意見を出し合い、記録する活動です。
土木工事では、雨によるぬかるみや水没など、日々施工条件が変わります。また、他社の作業が入ることもあるため、事前の調整が欠かせません。
羽田空港に近接する現場のため、飛散物には特に気を遣っています。A4用紙1枚が空港内に入るだけでも重大な事故につながる可能性があります。
図面は紙のまま渡さず、必ずボードに挟む。車の窓も、誘導の声が聞こえる範囲で数センチしか開けないなど、細かい部分まで注意しています。
また、白岩工業として、元請さんから依頼された指示通りにこなすのではなく、時には一歩立ち止まる姿勢も大切にしています。
本当に安全にできるのか、事故の可能性はないか、危険があるなら止めるための判断をします。
先ほど話したように、白岩工業だけの現場ではないので、他社の動きにも注視しながらコミュニケーションをとるよう心がけています。
一番思い出に残っているエピソードは、横浜湘南道路トンネルで、シールド工事のカッター面盤が半分見えた瞬間ですね。カッター面盤とは、シールド工事でトンネルを掘り進める際に、最前面で土を掘削する巨大な円盤状の装置です。
工事の中核となる役割を担っており、高さ約15メートル、幅20メートル四方の巨大な設備が組み上がったとき、「ここまで来たんだ」という達成感がありました。
トレーラー40台分の資材が少しずつ搬入され、形になっていく様子を見るのは、この仕事ならではだと思います。
白岩工業は、元請さんでも職人さんでもない、いわゆるサブコンとして、現場の中間に立つ会社です。
元請さんと職人さん、両方の立場を理解したうえで、現場全体を見渡しながら調整していく役割を担っています。
そのため、職人さんの立場に寄り添って考えることはもちろんですが、同時に、お客さんである元請さんが何を求めているのか、どんな考えで現場を動かそうとしているのかも理解しなければなりません。
白岩工業は、元請さんの考えに寄り添いながら現場を前に進めていく、いわば、考えをつなぐ立場を大切にしている会社だと思います。
現場全体を管理する立場だからこそ、部分的な作業だけを見るのではなく、工程や安全、周囲との関係性まで含めて判断していく必要があります。そうした点が、他の会社とは少し違う白岩工業の風土だと感じています。
覚えることや勉強しなければならないことは多いですが、現場を円滑に進めるための、潤滑剤のような存在として、なくてはならない役割を担っている会社です。
その分、求められるハードルは高く、元請さんと職人さん、両方の意見を理解し、調整していくためには、それぞれの知識が欠かせません。
僕自身、文系出身ということもあり、最初は正直きついのではないかと思っていました。ただ、内定者教育や入社後の研修、現場でのフォローがしっかりしていたことで、少しずつ理解を深めながら、今は仕事に向き合えていると感じています。
来年5年目になりますが、職人さんと一緒に作業をできるだけの体力・技術力を身につけたいと思っています。
現場の管理を行いながらも、皆さんと一緒に作業をして、何が危ないのか、どうやったらやりやすいのか、肌身で感じるようになりたいです。
日々の積み重ねを大切にし、5年後10年後は現場に出なくとも全体を理解できる存在になることを目標にしています。
白岩工業という会社の立場上、元請さんからも職人さんからも、高いレベルを求められる環境です。その分、先輩社員や営業所、本社がしっかりとフォローしてくれる体制があります。
ダメなときは「ダメ」とはっきり伝えてくれますし、「やりたい」「成長したい」という気持ちがあれば、最大限に教えてくれる環境が整っている会社だと思います。
働き方改革が叫ばれる時代ではありますが、自分自身で学び続けなければ成長はありません。だからこそ、やる気さえあれば、どこまでも伸びていける会社だと感じています。

将来のこと、仕事のこと、人生のこと。不安や期待も含めて、一緒に考え、設計してみませんか?あなたの想いを受けとめたうえで、後悔のない選択となるよう約束し、真剣に向き合います。