INTERVIEW

2024年4月に白岩工業へ入社し、現在は本社工事部に所属しています。配属先は、島根原発構内で進められている「島根FS建物新築工事」です。
施工管理として、現場の確認や進捗管理を中心に業務を行っています。具体的には、コンクリート打設時に必要となる作業床や足場の計画・設計を担当しています。
現場を巡回しながら、「どこに、どの高さで、どのような足場が必要になるか」を一つずつ拾い上げ、その内容をCADで図面に落とし込みます。その図面をもとに作業員の方に足場を組んでもらい、安全に打設ができる状態をつくる。無事に打設を終えるまでが、一連の流れです。
足場計画は、単に作業のためだけではなく、安全や工程、品質すべてに関わる重要な要素だと感じています。計画が甘ければ作業が止まりますし、最悪の場合、事故にもつながります。入社1年目ではありますが、その責任の重さを日々感じながら業務に向き合っています。
この現場はクレーン作業が非常に多いため、クレーン使用に関する書類作成や、資材の搬入・搬出場所の整理なども重要な業務になります。現場で作業が滞らないよう、事前に段取りを組み、関係者と調整しておくことも施工管理の大切な役割です。
一日は朝7時30分の朝礼から始まります。8時頃から現場に出ることが多いですが、その日の状況によっては、30分ほど内業を行ってから現場に向かうこともあります。
朝の内業では、前日の状況を振り返りながら、「今日はどこを重点的に見るべきか」「現場に出る前に整理しておくべきことは何か」を考えます。何も考えずに現場に出るよりも、事前に頭の中を整理しておく方が、結果的に現場の動きがスムーズになります。
午前中は、現場巡回や進捗確認、足場計画の検討が中心です。ただ現場に立っているだけではなく、「この作業は今日どこまで進むのか」「次の工程に影響はないか」と先を見ながら確認しています。
12時から13時までは休憩で、午後は昼礼後に再び現場確認を行います。午後はどちらかというと、午前中に考えたことが正しく進んでいるかを確認する時間です。安全面や作業内容をチェックしながら、翌日の作業内容や注意点を整理します。
15時半頃からは内業に入り、図面作成や書類対応を行います。
午前中は考える、午後は確認する。このサイクルを意識しながら一日を過ごしています。
もともと、町をつくることや、人々が長く使い続けるものをつくる仕事に興味がありました。建設業界は、50年、60年と形として残るものをつくれる仕事だと感じています。
その中でも施工管理やサブコンの仕事は、現場の最前線に立ち、作業員の方々と一緒にものづくりを進めていく役割です。図面だけで完結する仕事ではなく、人が動いて初めて形になる。その空気感に魅力を感じました。
また、何でも少しずつやるのではなく、専門分野を持ち、その分野で現場を支えていく立場で働きたいという思いもありました。施工管理という仕事は、専門性を積み上げながら、現場全体に関わっていける点が、自分の考えに合っていると感じています。

白岩工業を知ったきっかけは、スポーツ業界エージェントからの紹介です。就職活動では30社ほどの企業を見ましたが、その中でも白岩工業は、新入社員一人ひとりへの向き合い方がとてもていねいだと感じました。
特に印象に残っているのは、会社説明の仕方です。良い面だけでなく、大変な部分や厳しさについても包み隠さず話してくれました。無理に良いことだけを言わない姿勢が、逆に信頼できると感じました。
教育への力の入れ方も大きな決め手でした。建設業界について何も分からない状態でしたが、「ここでなら基礎からしっかり教えてもらえる」と思えました。
また、入社前に実際に動いている現場を見学させてもらえたことも印象に残っています。工事現場に一般の人が入って見学できる機会は多くありません。現場の雰囲気や働く人の姿を事前に見られたことで、入社後のイメージを具体的に持つことができました。
最初に感じたのは、覚えることの多さです。知れば知るほど、さらに知らなければならないことが増えていく。率直にそう感じました。
配属初日に上司から言われた「聞く」という言葉は、今も強く印象に残っています。「何回聞いてもいい。同じことでもいいから、とにかくいろんな人に聞くんだ」。その言葉通り、分からないことはそのままにせず、積極的に聞くようにしています。
分からないからこそ、現場に足を運び、自分の目で見る。疑問に思ったことを、その場で聞いて解消する。そうやってひとつずつ積み重ねていくしかないと感じています。
一番の特徴は、現場の規模が非常に大きいことです。白岩工業の社員は、上司や先輩を含めて4名体制ですが、協力会社や作業員の方は1日あたり40〜50名ほどが現場に入ります。
一般的な建築現場では3〜10名程度と聞いているので、他の現場と比べても1.5〜2倍ほどの規模になります。最初はこの規模が普通だと思っていましたが、他の現場の話を聞くうちに、かなり大きな現場だということを実感しました。
コンクリート打設の量も非常に多く、1回あたり450〜500m3規模になることもあります。月の半分以上が打設作業になることもあり、準備と本番が短い間隔で繰り返されます。常に緊張感のある現場です。
原発の現場ということもあり、品質管理の基準は非常に高く、すべての工程で妥協は許されません。「慣れてはいけない現場」だとよく言われますが、まさにその通りだと感じています。
また、地域の方の理解があってこその現場なので、車の運転など、私生活での生活態度まで含めて意識するよう指導されています。
一番緊張するのは、コンクリート打設前の最終確認を行い、「この状態で進めていい」と判断する瞬間です。島根の現場では、1回あたりの打設量が450〜500m3規模になることもあり、簡単にやり直しができる作業ではありません。その分、事前の準備や確認が非常に重要になります。
足場の状態は問題ないか、クレーン作業の段取りは整理できているか、作業員の方々に作業内容が正しく伝わっているか。すべてが揃って初めて、打設に進む判断ができます。その確認を一つひとつ積み重ねたうえでGOを出す瞬間は、毎回緊張します。
また、この現場では月の半分以上が打設作業になることもあり、緊張する場面が日常的に訪れます。毎回条件が違い、同じ打設は一つとしてありません。その都度、初心に立ち返って確認することを大切にしています。
一番印象に残っているのは、先ほどの「何回聞いてもいいから、とにかく聞くように」という言葉です。実際に、同じことを何度質問しても、嫌な顔をされたことはありませんでした。それよりも、「分からないまま進める方が危ない」という考え方を、行動を通して教えてもらったと感じています。
上司や先輩は、すぐに答えを教えるというよりも、まず自分で考えさせてくれることが多いです。そのうえで、考え方が違っていたり、危ないと判断された時は指導してくださいます。
実力のある先輩方が揃う現場だからこそ、学べることも多くあります。日々のやり取りの中で、施工管理としてだけでなく、仕事への向き合い方そのものを学ばせてもらっていると感じています。
配属されたばかりの頃は、覚えることの多さに圧倒され、何が分からないのかも分からない状態でした。現場に出ては指示を受け、必死にメモを取り、毎日をこなすことで精一杯だったと思います。
それでも現場に出続け、分からないことを一つずつ解消していく中で、少しずつですが現場の動きが見えてくるようになりました。
初めて自分が準備した足場計画や段取りによって、作業がスムーズに進んだとき、「自分の仕事が現場の役に立っている」と実感できました。
作業員の方から声をかけてもらったり、無事に工程を終えられたときに感じた達成感が、この仕事を続けたいと思えたきっかけです。簡単な仕事ではありませんが、その分、自分の成長を実感できる仕事だと感じています。
今後の目標は、自分一人でも打設を回せるようになることです。現場で判断をすることの重さや怖さを、今の段階でも感じています。だからこそ、その判断を任せてもらえるような存在になりたいと考えています。
将来的には、「この現場はあなたに任せたい」と言われるような、現場代理人や所長になることが目標です。役職を目指したいというよりも、現場全体を任せてもらえるだけの信頼を得たい、という思いが強いです。
そのためには、目の前の仕事を一つずつ確実に積み重ねていくしかありません。焦らず、でも立ち止まらずに、経験を積んでいきたいと考えています。
建設業界の仕事は、決して楽なものではありません。最初は分からないことばかりで、不安になることも多いと思います。ただ、それは誰もが通る道だと、今は感じています。
分からないことを分からないままにせず、現場に出て、聞いて、考える。その積み重ねが、少しずつ自分の力になっていきます。
自分が携わった仕事が形として残り、長く使われ続けるという点では、他にはないやりがいのある仕事です。
少しでも興味があるなら、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。現場でしか得られない経験が、必ずあると思います。

新入社員を、いきなり遠方で難易度の高い現場に送ることは、基本的にはありません。ただ、安彦については「彼なら大丈夫だろう」と判断しました。
就職活動では30社ほどの企業を見たうえで白岩工業を選んでくれた社員で、会社としても早い段階から「ぜひ迎えたい」と考えていました。派手なタイプではありませんが、同じミスを繰り返さず、仕事に一つひとつ丁寧に向き合う姿勢は、採用活動の頃から一貫しています。
どういう環境で、どういう役割を任せると伸びるのかが分かりやすい社員です。だからこそ、あえて難易度の高い現場に送りました。実力のある先輩が揃う環境で、早い段階から多くを吸収してほしい。その期待に、しっかり応えてくれていると感じています。
将来のこと、仕事のこと、人生のこと。不安や期待も含めて、一緒に考え、設計してみませんか?あなたの想いを受けとめたうえで、後悔のない選択となるよう約束し、真剣に向き合います。