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2026. 06. 25

「フェルミ推定」という言葉を、就職活動のなかで耳にしたことがある人もいるかもしれません。
コンサルティング会社や外資系企業の面接で使われることで知られ、最近は就活生のあいだでも少しずつ知られるようになってきた問題です。
その「フェルミ推定」を、施工管理の会社のインターンシップでやっていると聞いたら、意外に思う方も多いのではないでしょうか。
白岩工業では、インターンシップの後半で「白岩式フェルミ推定」という独自のプログラムを実施しています。
今回は、「採用と教育で日本一のサブコン」を掲げる白岩工業が、なぜサブコンでありながらこの取り組みを行っているのか、その狙いと具体的な中身をご紹介します。
まずは「フェルミ推定」そのものについて、簡単に説明します。
フェルミ推定とは、実際に調べることが難しい捉えどころのない量を、いくつかの手がかりをもとに論理的に推論し、短時間でおおよその数を概算する思考法のことです。
たとえば「東京都内にあるマンホールの総数は?」「地球上にアリは何匹いるか?」といった、一見すると見当もつかないような問いに対して、筋道を立てて答えに近づいていきます。
名前の由来は、ノーベル物理学賞を受賞した物理学者エンリコ・フェルミ。彼がこの種の概算を得意としていたことにちなんでいます。
論理的思考力や仮説を立てる力をはかるために、コンサルティング会社や外資系企業の面接で使われるほか、欧米では科学的な思考力を養うために学校教育に取り入れられることもあります。
先ほどの「東京都内にあるマンホールの総数は?」であれば、東京都の面積や、街なかでどれくらいの間隔でマンホールを見かけるかといった、わかる範囲の手がかりから「1平方キロメートルあたり何個くらい → それに都の面積をかけ合わせると・・・」と筋道を立てて概算していきます。これがフェルミ推定の基本的な考え方です。
ここまで読んで、「なんだか難しそう」と感じた方もいるかもしれません。でも、安心してください。白岩工業がインターンで行う「白岩式フェルミ推定」は、一般的なフェルミ推定とは少し違います。

一般的なフェルミ推定が「論理的に数を概算する」理数寄りの問題だとすれば、白岩式フェルミ推定で問われるのは、もっと自由な発想力と、相手を納得させる力です。
白岩式フェルミ推定には、正解も、模範解答もありません。回答の形式も自由です。
理数的な計算で答えを出すというよりは、「答えのない問いに対して、自分なりにどう考え、どう組み立て、どう伝えるか」が問われます。
そして最大のポイントが、「いかに相手の心理を把握し、納得させられるか」という点です。どれだけ立派な考えでも、相手に伝わり、納得してもらえなければ意味がありません。
自分なりに考えを生み出し、それを相手に届くかたちで伝える。この一連の力を、ゲーム感覚で鍛えてもらうのが白岩式フェルミ推定です。
だからこそ、参加する就活生のみなさんには「難しく考えず、面白いゲームだと思って挑戦してみてください」とお伝えしています。
では、なぜサブコンである白岩工業が、フェルミ推定をインターンで取り入れているのが、皆さんが抱くであろう疑問にお答えします。
理由はシンプルです。白岩式フェルミ推定で鍛える力こそ、施工管理の仕事で、そして優秀な社会人として、本当に必要になる力だからです。
社会に出ると、明確な正解がないなかで自分なりの仮説を立て、根拠を持って相手に伝え、納得してもらう場面の連続です。これは折衝力・説得力とも言える、社会人にとって欠かせない力です。
ところが、この力は多くの人が苦手としています。「伝え方」をテーマにした本がベストセラーになるほど、世の中の社会人は「相手に伝えること」に苦労しているのです。
本当に必要な力なのに、身につけている人は意外なほど少ない。
だからこそ、できるだけ若いうちから意識して鍛えておくことに大きな意味があると白岩工業は考えています。
折衝力・説得力は、施工管理の現場でこそ強く求められます。
白岩工業の施工管理は、20代のうちから自分より年上の職人さんやゼネコンの方を相手に、ゼロベースで物事を考え、「これはこういうことだから、こう進めましょう」と簡潔に伝えて、人を動かしていく仕事です。
図面に書かれていないことを自分なりに発想し、考えを組み立て、立場の異なる相手に届くように伝える。まさに白岩式フェルミ推定で問われる力そのものが、日々の現場で必要になります。
白岩工業の施工管理では、経営に必要な「ヒト・モノ・カネ」を20代のうちから扱い、「経営者発想」を身につけていきます。
白岩式フェルミ推定は、その入り口に立つための演習でもあるのです。
こうした考え方の根底にあるのが、白岩工業が大切にしている「言葉だけではなく、実行する」という哲学です。
「成長できる会社です」と謳うだけでは意味がない。
実際の取り組みとして実行し、結果をつくる。白岩式フェルミ推定も、その姿勢から生まれた取り組みのひとつです。
白岩式フェルミ推定では、いくつかのテーマに沿った問題に取り組みます。出題されるのは、たとえば次のような切り口です。
正解はありません。どれも「自分ならどう考えるか」を自由に表現してもらう問題です。
ここで、実際の出題の雰囲気が伝わるよう、一例をご紹介します。インターンで考えてほしい問題のひとつが、こちらです。
日本国内で新型コロナウイルスが流行し始めた令和2年度(2020年3月〜2021年4月)と、その年に起きた豪雪。この2つの関係性について、自由に記述してください。
※明確な答えはありません。自分なりに考えてみてください。
いかがでしょうか。「関係なんてあるの?」と感じた方もいれば、いくつか仮説が浮かんだ方もいるかもしれません。
正解を当てにいくのではなく、手がかりから自分なりの筋道を立て、それを納得感を持って説明できるか。白岩式フェルミ推定で問われるのは、まさにこの力です。

白岩式フェルミ推定が参加者から高い評価を得ている理由が、その場で受けられる「本気のフィードバック」です。
白岩工業のインターンシップは基本的には3名以下、最大5名までの少人数制。だからこそ、ひとつの問題ごとに一人ひとりの回答をしっかり聞き、その場でリアルタイムにフィードバックを返すことができます。
終了後には模範解答の資料もお渡ししています。
フィードバックでは、ただ良いところを褒めるだけでは終わりません。
「この問題の意図はこうだから、こういう意識で考えるといい」「いまの視点はすごく良い」など、回答そのものへの講評にとどまらず、考え方の本質まで踏み込んで伝えます。
そして最後には、「社会人ではこういう場面で必要になる力だよね」と、現場や社会につながる視点を必ず共有します。
実は、白岩式フェルミ推定は初めて取り組む就活生にとって決して簡単ではなく、最初はうまく答えられない方も少なくありません。
それでも、今まで考えたことのなかった考え方に触れ、本気のフィードバックをもらえるという体験そのものが、参加者にとって大きな学びになっています。
「サブコンの会社で、ここまでやってくれるとは思わなかった」そんな声につながる、白岩工業ならではのプログラムです。
白岩式フェルミ推定で芽生える「自ら考え、相手を動かす力」は、その場かぎりのものではありません。
白岩工業では、内定者の段階から「スキル × 人間性」、そして成長性を一緒になって育てていきます。
入社してから成長を始めるのではなく、早い段階で基礎をつくり、他社の新入社員より一歩先のステージで社会人をスタートする。白岩式フェルミ推定は、その第一歩を体験できる場でもあります。
内定後にどんな教育を受け、入社までにどう変わっていくのか。詳しくは、内定者フォローについてのコンテンツもあわせてご覧ください。
白岩式フェルミ推定は、「施工管理の会社らしくない」取り組みに見えるかもしれません。けれどその狙いは一貫しています。
答えのない問いに、自分なりの答えを立て、相手を納得させる。この力は、20代から人を動かし、経営者発想を身につけていく白岩工業の施工管理にとって、欠かせないものだからです。
「自分の頭で考えるのが好きだ」「答えのない問いに挑んでみたい」「20代で圧倒的に成長したい」
このように考えている方は、ぜひ一度、白岩工業のインターンシップで白岩式フェルミ推定に挑戦してみてください。
きっと、これまでにない手応えを感じてもらえるはずです。
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