PROJECT

工事・プロジェクト実績

土木事業

2025. 10. 30

横浜湘南道路トンネル工事

工事名: 横浜湘南道路トンネル工事

工期: 2020年3月〜実施中

所在地: 神奈川県藤沢市

発注者: 国土交通省関東地方整備局

元請会社: 西松・戸田・奥村特定共同企業体

横浜湘南道路トンネル工事は、国道1号線直下に上下線それぞれ長さ約5.4kmの高速道路トンネル区間をつくる工事であり、現在も工事中の案件となります。本工事は周辺地盤や地下水への影響を最小限にする最新鋭の「シールド工法」が用いられ、日本最大級の外径13.2mの大型工事となります。

また、本工事では2本のシールドトンネルを地中で1本のトンネルに接合する世界初の工法が用いられております。
白岩工業は2号機シールドとして横浜市戸塚区小雀町より、藤沢市大鋸の先行したトンネルに向け施工。大きなトラブルもなく世界初の正面接合にて到達させました。

横浜湘南道路は70年近く前から計画はされておりましたが、計画の変更などを繰り返し、トンネル工事を着工しました。本工事は都心から半径40～60kmの3環状道路の一番外側に位置する、全長約300kmの首都圏中央連絡自動車道（圏央道）の一部で、都心部の通過交通の抑制と流入を分散し、渋滞の緩和による走行時間の短縮や周辺地域の環境改善を担っています。

横浜湘南道路の開通により、「高速横浜環状南線」や既に完成している「新湘南バイパス」「さがみ縦貫道路」と一体となり、首都圏中央連絡自動車道（圏央道）の一部を形成。広域的な交通の円滑化を図るとともに、地域交通の交通分担を適正化し、国道1号等の交通混雑を緩和する、延長約7.5kmの自動車専用道路となる予定です。